ごあいさつ

およそ130年の歴史が育んだ、新潟の地酒
お福酒造は約130年前、創業者・岸五郎の情熱から誕生しました。
当時、米を用いた酒造りは困難を極めましたが、「日本の誇る米を安全で高品質な酒に変え、人々に喜びと活力を届けたい」という信念が、その挑戦を支えました。
岸五郎の口癖であった「酒は原料米に勝るものなし」「醸造は つの活劇場、その千変万化、究極に至るところは決してない」に象徴されるように、私たちは創業当初から原料米を何よりも大切にしています。
地元・山古志農家組合や吉沢藤兵衛さんが丹精込めて育てた五百万石を使用し、寒造りを貫く姿勢は今も変わることはありません。
皆様に福が訪れることを願って
当蔵には、杜氏と6名の蔵人が在籍しています。蔵人たちは、米の魅力を最大限に引き出すため、「麹菌、酵母菌、温度の管理」を徹底し、技術向上への探求心を持ちながら日々努めています。
当蔵の主力銘柄「お福正宗」の酒質は新潟らしい淡麗辛口ではなく、芳醇旨口。白米四段掛けによる深みのある旨みが特徴で、その味わいは飲む人々に至福のひとときを届けます。
これからも、米栽培者の皆様と共に、お福酒造の蔵人たちが創造するお福らしい味を追求し、飲んでいただける皆様が福に満ち溢れ、明るい未来へと更なる盃が進むような酒を目指し、挑戦して参ります。
お福酒造株式会社
代表取締役社長 岸 伸彦
会社概要
社名 | お福酒造株式会社 |
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住所 | 〒940-1117 新潟県長岡市横枕町606 |
営業時間 | 8時30分〜17時 |
休業日 | 土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始 |
アクセス | JR信越本線「長岡駅」より車で20分 関越自動車道「長岡IC」より車で20分 |
代表者 | 岸 伸彦 |
創業 | 明治30年9月 |
会社設立 | 昭和24年10月1日 |
代表銘柄 | お福正宗 |
アクセス
沿革
1894年 | 創業者、岸五郎、日本初といわれる、日本酒造りを化学的見地から解説した教本、「醸海拾玉(じょうかいしゅうぎょく) 酒造のともしび」を発刊 |
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1897年 | 岸五郎商店として酒造業を創業。 |
1903年 | 創業者、岸五郎、内閣勧業博覧会 酒類の審査委託を農商務省より命ぜられる。 |
1941年 | 日本醸友会主催(於、三重県橿原建国会館)、全国醸造技術者 第1回目に評賞される。 |
1949年 | お福酒造株式会社に改組。 |
1958年 | 創業者、岸五郎、醸造業界初の黄綬褒章を受賞。 |
1961年 | 岸五郎、醸造協会第1回全国品評会の審査員を命ぜられる。 |
1962年 | 岸五郎、醸造協会第2回全国品評会の評議員を命ぜられる。 |
2002年 | 杜氏、吉井民夫 長年の酒造業への功績が評価され、黄綬褒章受賞。 |
2004年 | 中越大震災により、仕込み蔵が大規模半壊となり、仕込みを中断。 |
2005年 | 仮設の仕込み蔵を建造し、タンクを移転させ、仕込みを開始。 |
2006年 | 杜氏 吉井民夫「にいがたの名工」に選ばれる。 |
2007年 | 本蔵復旧。同年12月より仮設蔵から本蔵へ移転、本蔵での仕込みを開始。 |
受賞歴
1958年 | 初代当主 岸五郎、酒造技術につとめたことにより黄綬褒章受章。 |
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1996年 | お福正宗 吟の華 純米大吟醸、「世界酒まつり(於、ロンドン)」5位入賞 |
2002年 | 3代目杜氏、吉井民夫、長年の酒造業への功績が評価され、黄綬褒章受賞。 |
2004年 | お福正宗 大吟醸 雫酒 斗瓶囲い、「春季全国酒類コンクール」吟醸部門 優勝第 位 |
2006年 | 3代目杜氏、吉井民夫、「にいがたの名工」に選ばれる。 |
2015年 | 全国燗酒コンテスト お値打ち燗酒部門 お福正宗 最高金賞受賞 |
2019年 | 第90回関東信越国税局酒類鑑評会 吟醸酒の部、お福正宗大吟醸槽しぼり 純米酒の部 お福正宗 純米酒 W金賞受賞 |
2019年 | 全国燗酒コンテスト お値打ち燗酒ぬる燗部門 うまくちお福特別本醸造酒 最高金賞受賞 |
2020年 | 全国燗酒コンテスト お値打ち燗酒ぬる燗部門 うまくちお福特別本醸造酒 金賞受賞 |
2020年 | ワイングラスで美味しい日本酒アワード 大吟醸部門 お福正宗大吟醸槽しぼり720ml 金賞受賞 |
2020年 | 令和元酒造年度全国新酒鑑評会入賞 |
2021年 | 全国新酒鑑評会 金賞受賞 |
2021年 | 関信越酒類鑑評会 吟醸の部 優秀賞受賞 |
2023年 | 関信越酒類鑑評会 純米吟醸の部 優秀賞受賞 |
2024年 | 関信越酒類鑑評会 純米の部 優秀賞受賞 |